名称 | 次年子の箕づくり |
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ふりがな | じねんごのみづくり |
地域・場所 | 大石田町 |
サイト管理者 | 山形県教育局生涯教育・学習振興課(山形県山形市松波2丁目8-1) |
連絡先 | TEL:023-630-3344 |
掲載サイト | サイト名:ふるさと塾アーカイブス サイトを開く |
概要 | <概要> 次年子(じねご)では農閑期(のうかんき)の仕事(しごと)として「箕(み)作(つく)り」が盛(さか)んに行(おこな)われてきました。箕(み)は米(こめ)の計量(けいりょう)のときや、豆(まめ)のゴミをはらうときなどに使(つか)う便利(べんり)な道具(どうぐ)です。 <説明> 大石田町次年子地区では、冬の農閑期の仕事として箕づくりがさかんに行われていました。 現在、次年子で箕づくり職人の森哲男さん。森さんは、子供の頃から箕づくり経験のある、ベテランの職人さんです。 これは、箕の材料のイタヤカエデの木を、森さんご夫妻が山で伐採しているようすを撮影したものです。イタヤカエデの伐採の時期は、成長が止まり、木が締まった9月に行われます。フシや枝、虫食いのないまっすぐとした木を探します。 持ち帰った木は乾燥させておき、11月になると1ヶ月間水につけておきます。 森さんが箕作りに使う、ナタやキリなどの道具は手作りのもので、先代から受け継がれたものを使っています。 始めはナタを使って、ヘネ木を割り、幅1センチほどになるように削っていきます。 次に「イカダ箕」を編みます。縦に2センチ幅のイタヤカエデの木で作った「カワ」と呼ばれるものを、横にヘネで編んだものです。 箕の持ち手になる部分には、U字型に加工した竹を2本使います。 2本の竹で、箕をはさみこみ、工具で押さえながらヘネで編み上げていきます。 |
次年子の箕づくり
じねんごのみづくり