名称 | 日下部千鶴(塗装) |
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ふりがな | くさかべちづる(とそう) |
地域・場所 | 酒田市 |
サイト管理者 | 山形県県土整備部建築住宅課 |
連絡先 | TEL:023-630-2651 又は 023-630-2636(山形県県土整備部建築住宅課) |
掲載サイト | サイト名:山形県住宅情報総合サイト【タテッカーナ】 サイトを開く |
概要 | <有限会社 伊藤塗装(酒田市) 黒光する太い梁が架かる民家。 ※所属等は取材当時のものであり、現在と異なる場合があります。 塗装を任せられていたのは、日下部千鶴さん。この道21年になるベテランである。建築現場への女性の進出が増えてきてはいるものの、若手の塗装職人はまだまだ少ない。 「たまたま車で街を走っていたら、おばあさんが塗装の手伝いをしていたんです。それを見て、女性でもできるんだと思ってこの世界に飛び込みました」。入った時は脚立に上るのも初めて、刷毛を触るのも初めて。仕事を覚えるのに必死で、負けず嫌いの性格も幸いし、気がついたら現在に至っているとか。 「苦労をしたのは、材料を覚えることですね。鉄部に塗る塗料、木部に塗る塗料との区別です。それと、お客様とのコミュニケーションの取り方でしょうか」。 伊藤塗装の社長さんによれば、女性は神経が細かく、仕上がりのキレイさでは女性にはかなわないとのこと。しかも、コミュニケーションの面でも女性の方が適性があると話す。一般住宅の塗り替えの場合、お爺さんやお婆さんがいる場合が多く、そうした方々と良好なコミュニケーションを築くことで、仕事もスムーズに進み、お客様からの満足と信頼を獲得することができる。 「まずは、表面のゴミや汚れを落とします。こちらのお宅の場合は、猫の爪の研ぎ跡があるのでそれをパテで埋め、さらに研いで平らにし、それから下塗りに入ります」。 「仕事は楽しいですね。なかでも、破風の彫り物など細かなところを塗るのが好きです。塗装は家のお化粧直しですよ。感謝されるとうれしいですし、やりがいがあります」。 |
日下部千鶴(塗装)
くさかべちづる(とそう)