名称 | 鏡 芳昭(畳) |
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ふりがな | かがみよしあき(たたみ) |
地域・場所 | 寒河江市 |
サイト管理者 | 山形県県土整備部建築住宅課 |
連絡先 | TEL:023-630-2651 又は 023-630-2636(山形県県土整備部建築住宅課) |
掲載サイト | サイト名:山形県住宅情報総合サイト【タテッカーナ】 サイトを開く |
概要 | 有限会社鏡畳店 代表取締役社長(寒河江市) 畳は農業。 ※所属等は取材当時のものであり、現在と異なる場合があります。 日本のい草農家がなくなると、日本の畳文化もなくなる。い草の産地熊本を訪ねてそう直感した。 2006年3月、あるきっかけで国産畳表の産地、熊本県八代市を訪ねた。畳表は、い草農家一軒一軒が栽培から織りまでを自家生産する。国内シェア95%以上。しかし、ここ20年で生産農家の数は10分の1に激減している。今市場に出回っている畳の80%以上は中国産だ。 畳職人が産地を訪れ、生産の現場を体験研修する。 昭和40年代の住宅ブーム、作れば売れた時代、畳の良さを伝えることより安く量を作ることが求められた。畳表も国産から中国産にとって変わっていった。そして次第に「国産の畳表と中国産の見分けがつかない畳店」が増えていく。需要が減っているのは、板の間が主流で畳は「贅沢品」「嗜好品」だった昔の姿に戻っただけ。日本人が畳を嫌って離れているのではない。鏡さんはそう捉えている。 日本古来の畳文化を絶やさないために、10年、20年先を見据えた様々な取り組みがある。 「畳屋道場」では、流通の仕組みも変えた。生産者の顔が見えるトレーサビリティの確保と同時に、中間マージンを抑える。抑えた分は畳店の売上でも、市場価格を下げるのでもなく農家に還元する。現場研修をさらに発展させ、いつかは学校も作りたいという。 |
鏡 芳昭(畳)
かがみよしあき(たたみ)