名称 | 井上愛莉(左官) |
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ふりがな | いのうえあいり(さかん) |
地域・場所 | 大石田町 |
サイト管理者 | 山形県県土整備部建築住宅課 |
連絡先 | TEL:023-630-2651 又は 023-630-2636(山形県県土整備部建築住宅課) |
掲載サイト | サイト名:山形県住宅情報総合サイト【タテッカーナ】 サイトを開く |
概要 | エムタック有限会社(大石田町) 男性ばかりだった職種で女性が躍進している。左官業もその一つだ。 ※所属等は取材当時のものであり、現在と異なる場合があります。 子どもの頃に感じた“かっこいい”を 生コンをトンボでならし、乾き具合を見て刷毛引きで仕上げる。コンクリートの乾き具合を見ながら丁寧に素早く、一人一人の仕事が連携して一気に作業が進んでいく。この日の井上愛莉さんの現場は、個人宅の外構工事。この職に就いて2年、最近は仕事の面白さが変わってきたという。「最初はどの現場に行くのも楽しかったですが、今は『できあがる』ことが楽しい。一つのものを作ることに面白さを感じます」。 一瞬、一手の完成度を高めるため エムタック有限会社に入社して2年目、現場での仕事について井上さんはこう話す。「正直まだ男の世界だなとは感じます。でも先輩たちは私を1人の働き手としてどんな作業もさせてくれるので、仕事を覚えるにはすごくいい経験ばかりです」。そんな先輩たちに井上さんの仕事ぶりを聞いた。「やる気あっがらな。1年ぐらいで辞めっがど思ってたけど(笑)大したもんだ。一番大事なのは仕事を覚えようとする気持ち。この仕事を覚えれば、現場さえあれば仕事になるからな」。 職人の世界もボーダーレスに 左官業が男性の仕事とされてきた理由には、男社会の職人気質もありながら、やはり体力面でのハードルがあっただろう。しかし筋力などの限界はあったとしてもそこで終わりではない。井上さんの将来に三浦社長はエールを送る。「自分で手がけたものが残り、それを見た人からほめられる。これが仕事のやりがいや自信につながります。女性の左官業は珍しいですが、女性だからできること、女性ならではの細やかさなどを生かして、一人前の職人になってほしいです」。 |
井上愛莉(左官)
いのうえあいり(さかん)