大熊信行

おおくまのぶゆき

名称大熊信行
ふりがなおおくまのぶゆき
提供団体山形県立図書館
連絡先TEL:023-631-2523(代表)
掲載サイト
概要

1893年(明治26)~1977年(昭和52)

経済学者、評論家、歌人。

中学時代から三行詩に親しみ、後に土岐哀果の「生活と芸術」に参加。一時作家を志したこともあったが、大学では福田徳三の指導のもとに、カーライル、ラスキン、モリスを研究。経済学者としては「マルクスのロビンソン物語」で世に知られた。経済学上の業績は人間中心の経済学を構想した「生命再生産の理論」「資源配分の理論」に集大成されている。また歌人としては口語歌をつくって昭和初期の新興短歌運動に加わり、米沢で「まるめら」を創刊、「無産派口語歌運動への一瞥」を発表、プロレタリア短歌運動に先駆的役割をつとめた。