柏倉九左衛門家に残る記録によると、江戸時代、最上川舟運により中山町に香道が伝えられている。本会は、平成１５年度の国民文化祭「お香の文化フェスティバル」に参加した「お香ボランティア」のメンバーが中心となって、お香に親しむとともに町に伝わるお香文化を普及させることを目的として設立された。灰作り等の作法を中心としながら、ゲーム性のある「組香」なども行い楽しく活動している。また、町内の小中学校や施設等に出向いて講座を開いたり、柏倉九左衛門家主催の各種イベントに協力したりしているほか、町外の団体とも積極的に交流しながらお香文化の普及に努めている。