平田東助

ひらたとうすけ

名称平田東助
ふりがなひらたとうすけ
提供団体山形県立図書館
連絡先TEL:023-631-2523(代表)
掲載サイト
概要

1849年(嘉永2)~1925年(大正14)

政治家、産業組合運動の指導者、伯爵。

明治4年、岩倉遺外使節団に随行、ドイツに留ってベルリン大学で政治学、ハイデルベルク大学で国際法、ライプチヒ大学で商法を研究。明治8年、ハイデルベルク大学で日本人として初めてドクトル・フィロソフィーの学位をとった。ドイツで学んだ信用組合を基に農民の経済自立、自主経営の組織化をめざして精力的に推進した産業組合制度は、明治33年法制化され、農業団体が再編される戦時下の昭和18年まで続く。本県ではこの法制化の7年も前から彼の指導で、小松、糠野目、米沢に信用組合が設立され、産組法による第1号も東村山郡金井村信用組合であった。山県有朋系官僚として活躍、死の直前まで天皇補佐役の内大臣を勤めた。