浜田広介

はまだひろすけ

名称浜田広介
ふりがなはまだひろすけ
提供団体山形県立図書館
連絡先TEL:023-631-2523(代表)
掲載サイト
概要

1893年(明治26)~1973年(昭和48)

童話作家。

近代日本における幼年童話の創始者。本名は廣助。作品は一般に「ひろすけ童話」と愛称され、小川未明や坪田譲治の作品と違って、年少児のための童話に新境地を開いたものと評価されている。持前の詩人的な資質からそのメルヘン的な空想を、幼い子どもにも分かりやすく、しかもリズミカルな文章で美しくうたいあげ、大正から昭和前期にかけて幼年童話の第一人者とみなされるに至った。代表的な作品としては「花びらのたび」や、「むく鳥のゆめ」、「龍の目のなみだ」、「泣いた赤おに」などで、いずれにも人間を本質的に善意に満ちたものと考える広介の思想が現われている。 平成元年、高畠町に広介記念館が開館した。高畠町名誉町民。