名称 | 伊藤政次(大工) |
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ふりがな | いとうせいじ(だいく) |
地域・場所 | 山形市 |
サイト管理者 | 山形県県土整備部建築住宅課 |
連絡先 | TEL:023-630-2651 又は 023-630-2636(山形県県土整備部建築住宅課) |
掲載サイト | サイト名:山形県住宅情報総合サイト【タテッカーナ】 サイトを開く |
概要 | 有限会社 伊藤建築店 代表取締役(山形市) 古民家をばらした古材と新材を融合させて移築したセカンドハウス。 ※所属等は取材当時のものであり、現在と異なる場合があります。 取材に訪れたのは、完成してまもないS邸の土間に設置する囲炉裏をこれから納めようという時だった。古来からの釿(ちょうな)で表面の一部を加工した炉縁は、ほぞ接ぎと千切り留めだけで組み上げられる。微調整は鉋(かんな)一削り、0.1mmにも満たない精密作業である。 「姿図(立面図)と間取りが決まれば、図面なんかなくても家は建てられる」。 「同じように製材された角材でも、木は一つひとつ違う」。 伊藤さんの言葉はこう続く。木を見ればどこの山から切り出されたものか、たいていは分かる。西山の杉は乾燥していて芯が赤いが、東の山のものは湿気が多いから黒い。いい木は乾燥した場所で育ち、目が細かく硬い。木には上下があり、内外がある。それを分からなければ大工とは言えない─。 |
伊藤政次(大工)
いとうせいじ(だいく)