名称 | 昔ながらのあめ細工 |
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ふりがな | むかしながらのあめざいく |
地域・場所 | 河北町 |
サイト管理者 | 山形県教育局生涯教育・学習振興課(山形県山形市松波2丁目8-1) |
連絡先 | TEL:023-630-3344 |
掲載サイト | サイト名:ふるさと塾アーカイブス サイトを開く |
概要 | <概要> あめ細工(ざいく)に使(つか)う「あめ」の原料(げんりょう)は、今(いまの)の「でんぷんあめ」と違(ちが)い餅米(もちごめ)と麦芽(ばくが)から出来(でき)ています。あめの棒(ぼう)も山(やま)から採(と)ってきた葦(あし)を使(つか)います。 食紅(しょくべに)でさまざまな色(いろ)をつくり、はさみ一本(いっぽん)で干支(えと)や動物(どうぶつ)、子供達(こどもたち)に人気(にんき)のキャラクターなどを、短時間(たんじかん)で作(つく)り上(あ)げます。 <説明> その小さな姿に、伝統の技が練りこまれているあめ細工。 現在、県内では数少ない、「あめ細工」職人の槙(まき)登(のぼる)さんです。 「おはようございます。」 「はは、どうもどうもっす。」 槙さんが作るあめ細工に使うあめは、今の水あめとは違い、昔ながらのもち米と麦芽からできているあめです。 色づけには、食紅を使います。 4種類の食紅を使い、様々な色を作り出していきます。 あめが柔らかいうちに作りあげなければならないため、早さと正確さが要求されます。槙さんは一人前になるまで粘土を使ってあめ細工作りの練習をしたそうです。 飴の形は、干支や動物、子どもたちに人気のアニメのキャラクターなど、その時代時代に応じて決めています。 「昔は買ってももらえなかったんですよ。9人もいるからね、一人だけ買ってけっと、みんなさ買って・・・だから大きくなったら、これは夢なんだっけな。 なんたって俺はすると。」 子どもたちがやってくると、あっという間に槙さんはとり囲まれてしまいました。 |
昔ながらのあめ細工
むかしながらのあめざいく